季節

七夕の歌「たなばたさま」の歌詞の意味を知って子供たちに教えよう!

7月7日といえば七夕。

笹の木に色とりどりの飾りつけをして、短冊にお願い事を書きます。

子供たちは七夕の歌を歌い、七夕の行事を楽しみます。

簡単な歌でありながらも意味をいざ聞かれると考えこんでしまうかもしれません。

この「たなばたさま」の歌詞とその意味について解説していきます!

「たなばたさま」の歌詞

「たなばたさま」

作詞 権藤はなよ
補作詞 林柳波
作曲 下総皖一

ささのはさらさら のきばにゆれる
お星さまきらきら きんぎんすなご

ごしきのたんざく わたしがかいた
おほしさまきらきら そらからみてる

「たなばたさま」の歌詞の意味

子供たちは教えられたまま歌うので歌詞の意味は分かっていないと思います。
(私も○十年前は意味も分からずそのまま歌っていました、、、)

大体意味は分かるんですが完全にはわかっていなかったので調べてみました!

ささのはさらさら のきばにゆれ
(たなばたの飾りつけをした笹の葉が夜風でさらさらとのきばで揺れている)

おほしさまきらきら きんぎんすなご
(お星さまが金銀の砂子をちりばめたようにきらきら輝いている)

ごしきのたんざく わたしがかいた
(わたしが願いごとを書いた五色の短冊を)

おほしさまきらきら そらからみてる
(お星さまがキラキラ輝きながら空から見ている)

このひらがなの歌詞を漢字に変換して考えたらわかりやすいかもしれません。

笹の葉さらさら 軒端に揺れる
お星さまキラキラ 金銀砂子

五色の短冊 わたしが書いた
お星さまキラキラ 空から見てる

いかがでしょうか?わかりやすくないですか?

あと今では馴染みの薄い語を解説していきます。

のきば(軒端)・・・ 縁側のある家を思い浮かべていただけたらわかりやすいとおもいます。

その縁側に笹の葉をかざるとしたらどの辺に飾りますか?

縁側の屋根の下でも軒下の真ん中ではないですよね。

つまり軒下の端の左右どちらか、つまり軒端(のきば)ということになります。

 

金銀砂子・・・金色や銀色の砂の小粒

五色の短冊・・・そのままの意味なんですが、なぜ5色なのか?

それはもともと七夕の元となる中国の行事で裁縫がうまくなりたい女性たちが5色の糸を針に通したものを飾る風習からきています。

5色は中国の陰陽五行の考えからきていて「赤・青・黄・白・黒」のことをいいます。

短冊 / june29

「たなばたさま」の歌詞の意味を教えてあげよう!

「たなばたさま」の歌詞の意味を解説しました。

短く簡単な歌なんですが深く意味を考えずに歌ってしまいますよね。

歌詞の意味を分かった上で歌えるとその情景が思い浮かぶので、より楽しく歌えるのではないでしょうか?

「たなばたさま」の歌詞の意味を教えて、七夕を一緒に楽しんでみてください!!