土用丑の日と言えば、ウナギですよね。
どうしてウナギを食べるのか?と聞かれると
「夏を乗り切るスタミナをつける為」と思う方が多いのではないでしょうか?
なぜウナギじゃないとダメなんでしょうか?
目次
土用丑の日とは?
土用丑の日と言ったら毎年夏に訪れる夏バテ防止の日のようなイメージですよね。
土用というと年に4回あって立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を指すそうです。
昔ながらのカレンダーには土用入りとか書いてあったりしますね!
そのカレンダーには日付のところに毎日違う干支が書いてあります。
つまり、その土用の期間に訪れる「丑」の日が「土用丑の日」となります。
「土用丑の日」は夏の時期に1回ではなく、年に少なくても4回は訪れることになります。
場合によっては4回以上来ることになりますね!
土用丑の日にウナギを食べる習慣が始まったのは?
土用丑の日が来ると何となく雰囲気でウナギを食べてみたりするかとおもうんですが、それがいつ始まったかご存知ですか?
1700年代後半、日本は江戸時代。
蘭学者の平賀源内がウナギ屋から「売り上げが落ちて困る」という相談を受け、看板を作ったところうなぎ屋が大繁盛したため、他の店も真似するようになったという説。
そのころから庶民の間でも土用丑の日には夏バテにならないようにウナギを食べる風習が生まれたのかもしれません。

土用丑の日の意味
土用丑の日はその季節においても「季節の変わり目」です。
昔から夏の土用丑の日には暑い夏を乗り切るためや夏痩せ対策に食べていたそうです。
現代でも土用の丑の日にウナギを食べるのは夏バテ対策の意味と季節感を味わう意味合いが強いように感じます。
ウナギにはビタミンAやビタミンB群など、疲労回復や食欲増進に有効な成分が含まれているので夏に食べるにふさわしい食材と言えます。

2019年の土用丑の日はいつ?
2019年の土用丑の日はこちら↓↓
- 1月28日
- 4月22日
- 5月4日
- 7月27日
- 10月31日
夏の土用丑の日は、7月27日ですね。
この日にはウナギの屋台が立ったり、ウナギを扱うお店が混雑するのではないでしょうか?

土用丑の日に食べるもの
土用丑の日にはウナギを食べるのが主流ですが、実は他の食べ物でもOKです!
丑の日の「ウ」が付く栄養価の高い食べ物が良いそうです。
例えば、牛肉、馬肉、ウサギ肉、梅干し、その他「う」のつく栄養価の高い食材などです。
余談ではありますが、土用餅について
余談ではありますが、土用餅ってご存知ですか?
ごくたまにコンビニで見かけることがあって「土用餅ってなんだろ~?」と思っていたんです。
調べてわかったのですが、土用餅とは土用の入りの日に食べるお餅で厄除けなどの意味があるそうです。
この風習は関西や北陸の一部の地域で行われているもので、他の地域ではなじみのない、というか聞いたことない風習です。
土用餅とはどんなお餅かというと、あんころ餅をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。(伊勢の赤福とか、、、)
土用の入りは年に4回あるので、年に4回販売されるということになります。
コンビニ発信で他の地域で行われている風習を知ることになるのは最近当たり前になってきましたね。
ウナギを食べて酷暑を乗り切りましょう!
ウナギって高いイメージでしたけど、チェーン店などでは当然外国産ではあるんですが、安価に美味しいウナギを食べることが出来ます。
今年の土用の入りには「土用餅」を、7月27日には「ウナギ」を食べて厳しい夏を乗り切りましょう!!