急速に進むキャッシュレス化によって現金を持ち歩かない人がふえています。
カードやスマホで決済が完結してしまうので、もしかしたらカードすら持ち歩かずに、そのカードのアプリをスマホに入れておいて決済する人も中にはいると思います。
キャッシュレスの波は神社仏閣へも押し寄せているそうなのです。
目次
賽銭のキャッシュレス化 支払い方法は?
支払い方法はその神社や寺で変わってくるのですが、主にスマホでQRコードを読み込んだりしての決済だそうです。
キャッシュレス対応の賽銭箱を置いている場所は?
キャッシュレス化が急速に進んでいるのでどんどん増えている可能性はあります。
毎年初詣の時期に限定してスマホ決済対応の賽銭箱を設置するところや、四国の八十宇八か所巡りの一部の寺で外国人が多数参加するようになり賽銭箱に外貨が投げ入れられることもあり、タブレット端末を一台置き、スマホ決済に利用しているところもあるそうです。

京都仏教会、キャッシュレス賽銭導入への反対の理由は?
賽銭のキャッシュレス化に京都仏教会は反対しています。
なぜ反対しているかというと、
押し寄せるキャッシュレスの波に異議を唱えたのは、京都の名所・清水寺や金閣寺、銀閣寺など、およそ1,000の寺院が加盟する京都仏教会。
京都仏教会・長澤香静事務局長は、「お守り・お札・拝観・法要・葬儀・さい銭とか、きちっと宗教行為として収益事業とは分かれている」と話した。
京都仏教会では、宗教行為である、さい銭や拝観料の支払いなどについては、キャッシュレス決済を受け入れないとする方針を明らかにした。
その理由を、長澤香静事務局長は、「宗教は非常に対面性を重んずる。まずお会いしてということではなくて、機械で簡単にピッと入る、そういう種のものではない」と話した。
出典:フジテレビ系(FNN)
何となくですが、反対する理由もわかります。
神社仏閣には携帯電話などを持ち込むのもよくないという人もいますよね。
QRコードを読み込んで簡単にスマホ決済ができるのは確かに便利な気もするんですが、かといってお賽銭を財布やポケットから取り出して賽銭箱に入れる行為自体面倒ではない気がするんですが、、、。
「お賽銭を賽銭箱にいれてお参りをする」ということは人によってはそれほど重要な事じゃないかもしれませんが、何となく情緒がないというか何でもかんでもキャッシュレスにする必要があるのかという気がしてなりません。
一度お賽銭をスマホで支払ったらイメージが変わるかもしれませんが、、、。
キャッシュレス賽銭のメリット・デメリット
賽銭のキャッシュレス化のメリット
- 小銭を持ち歩かずに済む
- 賽銭を盗まれることもなくなる
賽銭のキャッシュレス化のデメリット
- システムエラーや停電などが起こった場合決済できない
- 個人情報が漏洩する可能性がある
- 初詣などの混雑時はさらに混雑する可能性もある
- お賽銭を賽銭箱に入れるということが電子化すると何となくお供え感がなくなる
- キャッシュレス決済を行うことで参拝客か寺側どちらかに手数料がかかってくる
メリットもデメリットももっとあるかもしれませんが、キャッシュレスにするのがいいのかわからなくなります。
お参りする際のお賽銭くらいは現金でお供えしてもいいのでは?と思ってしまいます。
キャッシュレスの流れはここまで来ている!!
キャッシュレスの流れは賽銭だけじゃない!
お賽銭もいくら納めるか金額を入力して自分の好きな金額にできます。
お賽銭もそうなんですが、初詣の時などは参道に出店が出たりしてにぎわいますよね!
そういう出店もスマホ決済やカード決済ができるようになっているところもあります。
もちろんキャッシュレス賽銭が導入されている参道に限りますが、現銀のみしか使えないイメージのものがキャッシュレス化している、、、。
本当に驚きです。
路上ライブもキャッシュレス
路上ライブでもキャッシュレス賽銭と同じように、金額を入力して送金するそうです。
ギターケースや入れ物が置いてあり、それに現金を入れて感謝したり応援したりする。
今は希望の金額を入力して送金する。
アーティストもどのくらいお金を入れてくれたかが見えなくなるのであとのお楽しみというかんじになりますね!
現金を入れることに対して、入金率は下がりそうなイメージがあります。
お店での支払い、割り勘までキャッシュレス!!
お店での支払いもスマホやカード決済。
面倒な割り勘もその場で送金することでスマートにできます。
お店側にとっても割り勘対応しなくてもいいし、お客同士も「小銭がない」なんていわなくて済む。これってかなり便利なことですよね!!
これだけキャッシュレスになっているのだからどれか一度は使ってみたいですね!!